玲紫の大きな独り言

ただいたずらに過ぎていく毎日を意味のあるものにしたい(願望)ためのブログ。暇があればYouTube&漫画&ゲームなインドア独女。

身に覚えのない「三井住友カード」からの簡易書留が届いた件

先週の日曜日、朝10時ぐらいに、インターホンが鳴った。

モニターを見ると郵便配達員さんだったが、特に荷物が届く予定もなかったし、寝ているところを起こされたのもあり、大変申し訳ないが居留守を決め込んで再びベットに戻った。
(配達員さんホント申し訳ない)

その日は一日引きこもっていたので、翌朝仕事に出掛ける前に不在連絡票を郵便受けから取り出したのだが。

そのタイミングでは別にWebショッピングもしていないし、有効期限がそろそろ切れるクレジットカードは先々週に新しいカードをすでに受け取っているし、本当に郵便が届くような心当たりがなかったのだ。

しかしその郵便物等ご不在等連絡票は確かに私宛で、「簡易・記録」の項目にチェックが入っていた。

しかも、差出人は「三井住友カード様」――――。

ちなみに、私は三井住友Visaカードは作っても持ってもいないし、三井住友銀行にもお世話になっていない。

ますます意味が判らない。


とりあえずその不在票を握りしめ出社し、こんなことがあるのかとネットで調べてみたところ、差出人に「SMBC」と書いている場合は、三井住友銀行以外にも系列の会社があるため、そちらの可能性があるとYahoo!知恵袋には書かれていた。

SMBCで唯一心当たりがあるとすれば、家賃の自動引き落としサービスがSMBCファイナンスサービスだったと思うけど、別に決済には問題なし、通知関連を簡易書留で送ってくることは考えにくい……。

その場合、そもそも「SMBC」をわざわざ「三井住友カード」と書く配達員さんはいないだろう。


脳内がハテナに埋め尽くされながらも、冷静に努めて思考を巡らせた。

クレジットカードを取り扱っている会社から簡易書留で来る郵便物の最たるは、クレジットカードだろう。

三井住友Visaカード?

そんなバカな。



タイミング的に、直近で社内で三井住友Visaカードを作るのが流行っていたことが話をややこしくしていた。

一部の社員の間で、Vポイントでのポイ活に関して話題に上っていたことがあり、確かに私も三井住友VisaカードのHPを覗いてみたことはある。

しかし、それだけでクレジットカードが発行されるなんてことはない。

絶対にないのだが。


私はまたネットで調べた。

「覚えない クレジットカード 郵送」

まずは、クレジットカード発行会社に連絡および場合によっては警察への届出が必要です。
身に覚えのないクレジットカードが送られてきた場合、次のような原因が考えられます。
 1. カード会社自身による誤ったカード発行
 2.本人になりすました第三者によるカード発行
- 参考 『産創館』https://www.sansokan.jp/akinai/faq/detail.san?H_FAQ_CL=1&H_FAQ_NO=325


1.カード会社自身による誤ったカード発行

……そんなことある??

はっきり言ってこの線はなさそう。

ならば。

2.本人になりすました第三者によるカード発行????

詐欺目的の場合、クレジットカードに登録する引き落とし先銀行口座もカード名義人のもの、ここではつまり私の口座情報でないと意味はないだろう。

また、クレジットカード発行の審査には勤務先や年収等の申告も必要なはず。

そうなれば、私の名前・住所だけじゃなく、その他の個人情報がごっそり流出してるということになるだろう。

本当にそうなら本当に恐ろしい話だけど、本当にそんなことがあり得るのだろうか?


机上の空論では埒が明かない。

兎にも角にも、その「三井住友カード様」からの簡易書留を手に入れなければ手の施しようもない。

私はLINEの『郵便局[ぽすくま]』から再配達の依頼をした。

※ちなみにヤマト運輸にもLINE公式アカウントがあり、同じく再配達依頼することができるので重宝している。
 佐川さんにもぜひ頑張ってほしい。


余談だが、私もつい最近知ったのが、一度受取人の自宅へ不在票が入った後であれば、再配達依頼時に勤務先へ転送することもできるようだ。

「20~21時」の夜間配達がなくなってしまい、自宅での平日の受け取りは難しいため、これは大変ありがたい。


そうして「三井住友カード様」からの簡易書留を携えて私の勤務先までやってきてくれた郵便配達員さん。

ハンコをついて受け取った私。

届いた郵便物はこれだ!

んん??

「三井住友カード(スルッとKANSAI)」????

そして中に入っていたものはこれ。

ファーーー!www

こちらに関しては身に覚えありだ。

どうやら引っ越し前の旧住所に送られたものが、郵便の転送有効期間が過ぎて、返送されてしまっていたようだ。


もしかすると関西近隣以外の方には馴染みがないかもしれないが、「PiTaPa」は関西圏の私鉄を中心に導入されていた磁気タイプのプリペイドカード「スルッとKANSAI」の次世代システムとして登場した非接触型ICカードだ。

学生時代に南海電鉄を利用していた名残から、現在もずっとPiTaPaを利用している。

PiTaPaにはカード自体の有効期間というものがあり、ちょうどその更新期限が迫っていたということで、新しいカードが送られて来たというわけだ。

しかし、一番の謎はどうして「PiTaPa」を三井住友カードが送付してきたのか、ということ。

「スルッとKANSAI」はSMBC系列ではない。

私が持っているPiTaPa付帯のクレジットカードも、三井住友カードではない。(Visaですらない)

真相はこうだ。

事 務 代 行 ! !

え?いつから?

前の更新のときもそうだったんだろうか……。

そもそもこんなこと、すんなり1回目の配達で受け取っていれば気づきもしなかっただろう。

とりあえず、間違いや詐欺でクレジットカードが発行されたとかじゃなくて良かった。

今回のことには、様々な要因が折り重なってしまった。


おそらく時系列はこうだ。

①先々週、PiTaPaとセットの提携「クレジットカード」が旧住所に送付されたが、郵便転送期間内だったので、新住所に転送されて受け取った。

②①の受け取り後、住所変更していないことに気づき、住所変更手続きをした。

③②の時点ですでに「PiTaPa」の更新カードは旧住所へ送る手続きが進められており、旧住所に送付されたが、郵便転送期間が終了してしまっていたので、“あて所不明”となり発送元に返送された。

④発送元に返送後、変更された新住所へ再度送付手続きがされた。

⑤一度目の配達で受け取らなかったがために、不在連絡票に書かれた差出人名「三井住友カード」に思い当たるフシがなく、詐欺かと慌てる。


……すべて自分の横着さが招いた結果である。

お恥ずかしい。


今回の教訓

  • 引っ越しをしたあとは速やかに各種住所変更の手続をしよう
  • 郵便転送は面倒くさがらずに延長手続きをしよう
  • 配達は居留守を使わずにさっと受け取ろう


お粗末さまでした。