先日購入した「HUAWEI Band 7」を1週間使用し、気づいたこと・感じたことが色々あるので、まとめてみた。
HUAWEI Band 7を購入するに至った経緯については以下。
iPhoneとの接続について
スマホはiPhone12(iOS16.1)を使用。
「HUAWEI Band 7」を使用するには、スマホに「HUAWEI ヘルスケア」というアプリを入れ、ID登録し、ペアリングさせる必要がある。
※これは3.の記事にも記載。
iPhoneと「HUAWEI Band 7」の連携にはこのアプリがすべて。
アプリを終了させたりアプリが落ちてしまうと、Watchとの接続が切れてしまう。(通知等が来ない状態)
故に、Appスイッチャーで常に全アプリを終了させるクセのある人は注意が必要。
うちの妹はこのクセがあるので、どうだろうなー。
Apple Watchでも「Watch」というアプリでiPhoneと接続設定をするが、そのアプリ自体の起動の有無で連携が切れることはない。
この点が少し気になり、今後どう影響していくか少し懸念点ではある。
ちなみに、iPhoneを置いてBluetoothの届く範囲から離れると「接続が切れました」という通知がWatchに表示され、離れている間は通知等が来なくなるが、再度iPhoneの元へ戻ると自動的に再接続されるのでこれについては問題なし。
通知について
各種アプリのプッシュ通知
各アプリの通知は基本的に来ているのではないかと思う。
ただ、通知のオンオフは「メッセージ」「Twitter」「Gmail」「LINE」と、それ以外は「その他」でくくられている。
「Twitter」「LINE」などはアプリアイコンが表示されるので判りやすいが、「その他」はすべて同じ青い吹き出しマークで統一されてしまうので、何のアプリの通知なのかたまによくわからないときがある。
そういうこともあって「その他」の通知はオフにしてしまおうと思ったが、そうするとリマインダーなどの欲しい通知も来なくなってしまうので、iPhone側で各アプリの通知設定をそれぞれ変える必要がある。
あと、睡眠状態を検知すると、通知は来ないようだ。
休みの日の夕方頃に1時間ほどうたた寝をしていたとき、傍らのiPhoneは通知音が鳴ったが、Watchの方に通知が来なかったことがあった。
通知音
基本サウンドはない。
が、バイブレーションの震音が激しい。
室内であれば確実に周囲にバイブの音が聞こえているだろう。
Apple Watchはバイブレーション自体の音はあまり耳に届かなかっただけに、こちらは少々スマートさには欠けるという印象。
文字サイズ
通知の文字サイズが大きい。
Apple Watchでの通知を見慣れている身としては、少々驚いた。
年配の方のスマホかと突っ込んでしまいたくなる。
残念ながら、文字サイズのカスタマイズはできないようだ。
見慣れてしまえば違和感なくなるのかもしれないが、私的にはもう少し文字を小さめにして、スクロールなしで見える情報量を増やしてほしい。
ワークアウトについて
開始・終了の操作
最初、上下左右のスワイプ操作しかしていなくて、どうやってWatch上でワークアウトを始めて良いのかが判らず、iPhoneのアプリ側からワークアウトを開始させていた。
サイドボタンの存在をすっかり忘れていた。
ボタンを押すとメニューが表示され、一番上に「ワークアウト」があることを見つけてからは、iPhoneを取り出さずにワークアウトを開始させることができるようになった。
通知
「屋外ウォーキング」しか使っていないのだが、ワークアウトでは目標を「距離」「時間」「消費カロリー」「なし」から設定でき、ワークアウト中の通知も「距離」「時間」から設定ができる。
私は通勤手段として歩いているだけなので、目標は「なし」、通知は「1km」ごとに設定している。
しかし、2回めのワークアウトの際、上記以外にもウォーキングの最中にしょっちゅうブーブー通知が来ることに気づいた。
何やら、ワークアウトには心拍数ゾーンなるものが設定されているようで、ここでは「118~162bpm」を保ちましょう的な通知が来るのだ。
こちとら単なる通勤ウォーク、別にトレーニングしているわけでもないので、せいぜい「95~120bpm」程度だ。
しかしことあるごとにブーブー“心拍数下がってるよ”というお知らせが来るので、鬱陶しいことこの上ない。
はっきり言って気が散る。
どうにかならんのかと、アプリ側の設定をずっと見ていたのが、それらしい設定項目がない。
Watchの機能として、平常時の心拍数が上がりすぎたり低すぎたりしたときに警告通知を出してくれるようなことは書いてあるのだが、ワークアウト中に心拍数ゾーンより心拍数が下回ったときの通知に関する記述がネット検索してもまったくヒットしなかった。
だいぶイライラしながらWatchを色々いじっていたら、屋外ウォーキングの通知設定の中に「心拍数」の項目を見つけた。
どうやらアプリ側の設定、Watch側の設定はそれぞれ独立しているようだ。
心拍数の通知をオフにし、ようやく心拍数ゾーンのストレスから開放された。
全体的な操作
一度歩き始めて体が揺れていると、Watch上では少々操作しづらいなと感じる時がある。
特に上下スワイプより左右スワイプのほうが感知しやすいので、上下スワイプしたいのに画面が左右に動きがちだ。
画面上のボタンをタップしても、一発で押せないことのほうが多い気がする。
そういうときは一度立ち止まって、落ち着いて操作するようにしている。笑
睡眠計測について
「HUAWEI Band 7」の宣伝文句のひとつに「バッテリー持ち2週間」とあったので、初めて睡眠時もスマートウォッチをつけるようになった。
もはやWatchを付けないのはもう顔を洗うときとお風呂に入るときだけだ。
アプリで「HUAWEI TruSleep」を有効にしていると、睡眠をモニタリングしてくれる。
独自のアルゴリズムと時計の動き等で、睡眠の浅深などを計測しているそうだ。
どういう仕組みなのだろうか。
心拍数の微妙な違いでわかるのか?
特に呼吸の質ってどうやって計測するの?
マイクで音拾ってるわけじゃないよね?
HUAWEIに問い合わせてみたらその辺教えてくれるのだろうか🤔
どの程度信憑性があるのかもよく判らない。
ある夜、上の住人の物音がうるさくて目が覚め、時間を確認したら2時41分だった。
しかし、翌朝確認してみると、その時間はモニタリングでは「深い睡眠」となっていた。
このときは「目が覚めた」という認識はされなかったようだ。
私的にはこの日はだいぶ睡眠を阻害されたという認識なのだが、モニタリングではそうでもない。
ただ、この日はバッテリー残量が24%とかだった。
HUAWEIの公式ページには「就寝前には30%以上を保て」という旨の記載があったので、もしかするとバッテリー残量が低下すると、モニタリング性能も下がるのか……??
バッテリーの持ちについて
結論から言うと、丸1週間持った。
11/11(就寝前)100% → 11/18(就寝前)17%
Apple Watchは日中のみの使用で持って2~3日(ワークアウトをガッツリした日は1日)だったが、こちらは24時間装着して丸1週間持ったので、圧倒的な差だ。
(私が使っていたApple Watchはseries3だったので、最新のものだともっと持つのかもしれないが)
使用していた機能としては、1日30分程度のワークアウト、心拍数計測、ストレス計測、睡眠計測。
おそらく血中酸素濃度計測をオンにすると、もっとバッテリーを消費するだろう。
一晩だけ血中酸素濃度を有効にしてみたが、一晩で6%消費したので、そっと設定をオフに戻した。
ベルトについて
毎日顔を洗うときとお風呂に入るときはWatchを外すのだが、その取り外しがどうもモタつく。
と言うのも、ベルトの端を止める部分の裏に、ズレ防止用のチョボがあり、それが引っかかるため、とにかくモタつくのだ。
スポーツ用のベルトってそんなものなの?
その瞬間だけすごくストレスを感じる。
だから、何か異なるタイプの交換ベルトがないか探しているのだが、種類が少なく好みなものがないので困っている。
今のベルトに支障が出始める前に、なんとか良い交換ベルトが登場することを祈っている。
まとめ
- ヘルスケアアプリを常に起動していなければいけないが、今のところ特にアプリが勝手に落ちるということはないので、iPhoneとの接続には問題ない。
- 通知に関しては、「その他」にくくられたアプリのアイコンがすべて同じなのでテキスト内容で判断するしかない、バイブ音が激しい、テキストのフォントサイズが若干大きい印象があるが、各種アプリ即時通知される。
- ワークアウトは、距離・時間・歩数・カロリー・心拍数の測定をし、1kmごとのラップタイムも都度お知らせしてくれる。
- 睡眠モニタリングの仕組みはよく判らないが、0時前に就寝するように意識が向いたし、健康改善の指標として継続記録してみるのもいいかもしれない。
- バッテリーの持ちは圧倒的に良い。
- 今後の交換ベルトのバリエーションに期待。
- 1年以上使用できたら、Apple Watch(SE)よりコスパよしという判断。
以上のことを、そろそろApple Watchの寿命が近づいている妹にも教えてあげて、次のスマートウォッチ購入の判断材料にしてもらおうと思う。